断薬46日目
涼しい。仕事がはかどる。読書も。こういう日が続いてほしい。
夜、うきょうと飲む。うきょうから「かいくん良くなったね!! 前に比べたらすごく回復した!! かいくんが戻ってきた!!」って言われた。うきょういわく、前、6月に会ったときは目つきもおかしかったし、呂律も回っていなくて、おかしかったようだ。うきょうに全てを話す。うきょうは全部受け入れてくれた。ひとりぼっちになったことも話す。そうしたら、「○○ちゃんはかいくんのことを思って離れたんだよ。すごく賢明な判断だと思う。現に、そのおかげで、ここまで回復したわけだし」と言ってくれた。
確かにそうだ。ひとりぼっちにならなかったら、いつまでも薬に頼って、人に甘えて生きていた。今、生きているという実感がある。以前はなかった。薬によって生かされている感覚しかなかった。
うきょうに、本当に死ぬんじゃないかって心配してた、と言われた。今日も会うのが怖かったらしい。でもこの目で治ったかどうか確かめたかった、と。そういう友達がいることがありがたい。ひとりじゃない。
こうやって、生きていくことの大切さを知っていこう。鬱病がなんだ。そんなの怖くない。