回復する人間

こころのびょーきとの戦いを綴ります。

断薬50日目

喧しいクラクションの音が鳴り響く。信号のあってないような道を無数の車が行き来する。交通のインフラが(日本人の間隔で言えば)ほとんど整っていないヤンゴンは開発の余地が残された街だ。

 

観光客だと気づいたタクシーの運転手がうざったいくらい声をかけてくる。アプリの配車サービスもあるけれど、面倒になって、噛みタバコを口にしたタクシードライバーの車に乗ってしまう。

 

タクシーは先に値段交渉をする。長いフライトと6時間の乗り換えでくたくたになった僕はすぐに宿に行って寝たかった。けれども、なんだか時間ももったいないのでガイドブック通りに早速パゴダ巡りをする。

 

パゴダとはお寺のことだ。ミャンマーは街のいたるところに大きな金箔で塗られたパゴダがひそんでいる。さすが仏教大国である。

 

たとえばこんな感じ。

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最初に訪れたパゴダは静観な佇まいをしていた。このなかに仏像がおさめられている。タクシーの運転手さんの案内で合計4つのパゴダに足を運んだ。

 

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なかなか壮観である。平日の朝だからか人はそれほど多くはない。ミャンマーの人たちは信仰心が強い。習って僕も仏像にお願いする。僕だけが知っている秘密のお願い。犬や猫があちこちにいる。

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ヤンゴンの街で相対的に豊かではない暮らしをしている人々はのどかな風景のなかに溶け込んでいる。時間に追われず生活をしているそのさまが羨ましい。

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タクシーの運転手さんのサービスでパゴダや街をぐるっと周ってそのまま宿に連れていってもらった。サービスとはいえ、金はしっかりとられる。10000チャット。日本円で600円。日本円にしたら安いかもしれないけど、ヤンゴンに暮らす人の感覚では少し高い。まぁ、仕方ない。

 

宿はまずまず。ヤンゴンでこのクオリティだったら満足。外観はホテルらしくはない。

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昼寝をして、ダウンタウンへ繰り出す。バスで200チャット、タクシーで3000チャット。勇気を出してバスに乗る。しかし、どうやら反対方向のバスに乗ってしまったようで、南下したかったのに、気づいたら北上していた。バスの乗客に話しかけるも、英語を理解してもらえず。困りに困って、バスを途中下車し、タクシーを捕まえる。結局タクシーで、ダウンタウンのマーケットへ。市場でミャンマー民族衣装のロンジーを買う。

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その後、モネを待つためにカフェへ入る。ミャンマーダウンタウンは雑多でお世辞にも綺麗ではない。

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モネを待つこと1時間、ついに、再会!

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一緒にミャンマー料理を食べて、バーで酒を飲んで、語らう。モネがこの街で生活しているのはなんだか不思議だ。というところで、疲れのピーク。続きは明日。