断薬6日目

夢を見た。最愛の人と、再会する夢。いつか生まれ変わって、夢が現実になる日が来るといいな。

朝起きる。離脱症状の悩みの種だった、頭痛がほとんど無い。これは第一歩かもしれない。けど、油断はできない。ふとした瞬間に、こんなに苦しいなら薬をくれよ、という思いを抱く。でも、そうなったら、再び薬に頼ったら、同じことの繰り返しだ。なんとしてでも、ここから這い上がってみせる。

死にものぐるいで生きてみせる。

明日の大きなインタビューの準備をする。できれば、ジムに行きたいけど、時間がない。

夜、動悸が襲ってくる。辛い、なんでこんなに辛いのに誰も助けてくれないんだよ。いや、駄目だ、その思考は駄目だ、誰にも頼らないでこの困難を乗り越えなきゃ、意味がない。