回復する人間

こころのびょーきとの戦いを綴ります。

断薬151日目

先日、瞑想に行った。

 

今年の8月かな。自分と対話するってどういうことだ?と深く考えて、調べてまわったときに、青山にあるお寺を見つけた。

 

表参道から歩いて20分の、賑やかな街並みから、少し外れた、静かな場所にある大きなお寺。

 

初心者の坐禅会は全部で10人。俺が一番若かったかな。あるいは、1人外国の方がいたけど、同い年くらいだったかと思う。彼らは何を思ってここにきたんだろう。

 

坐禅会は最初に、坐禅とは何か、自分と向き合うこととはいかにして可能なのかについて、哲学的な話を聞く。

 

坐禅というのは、何かを得るために行うものではない。身体をあるがままに任せることで、心を整える。それが座禅の極意だと言う。心が先にあるのではなく、身体が先にある。そうすることで、邪念を振り払い、無我の境地に到達する。

 

深呼吸の仕方も一から教わる。身体の軸を揺らしながら、深く吸って、吐く。

 

とても不思議な空間だった。自分の奥深くに、吸い込まれていく感じ。焦り、不安、悩みが、ふっと、消えた。

 

とはいえ、一回行っただけで、極めたとはいえない。

 

二回目はもっと深い哲学の話になるという。

 

行ってみよう。